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正社員に二度とならない生き方がしたい!働き方と収入アップを重視する人生にシフト

1日が仕事であっという間に終わる…縛られずに働きたいよ

正社員はどんな仕事も断ることができなくて精神的にも辛い

子育てや体調不良は後回し。
正社員だから簡単には休めないのよね

正社員である以上、こういった悩みは絶えませんよね。

かつては『正社員=安定』『正社員こそ正義』と言わんばかりに、正社員であるだけで評価されていました。

しかし、今ではどうでしょう?

大手企業でさえ『今後、終身雇用は難しい』と発言。
立て続けにトップクラスの企業が『人員削減』に踏み込んでいます。

さらには、厚生労働省は2035年になると『正社員・非正規社員を区分することに意味を持たなくなる』という見解さえ出しています。(参考:働き方未来2035

私は、トータル20年間、正社員・派遣社員として働いてきました。

コロナ禍になって初めて『家で仕事ってできるんだ!!』と確信を持ち、2020年11月に14年間正社員で勤めた会社を退職し、独立しました。

今は、会社経営をしつつフリーランスとして仕事をしています。
仕事内容としては、デザインをメインに、

  • 印刷物デザイン
  • WEBデザイン
  • SNSクリエイティブ
  • ライター

私は『一つの会社』『一つのスキル』から収入を得るのではなく、複数の事業で収入を得ています。

この記事では実体験とともに、長年正社員だった私が『正社員以外の働き方』をしたことを本音でお伝えしていきます。

本記事を読むことで、もし、今、『正社員』や『一つの会社だけからお給料をもらう』働き方をしている人は、新しい働き方の発見があるかもしれません。

ぜひ、最後までお読みください!

目次

正社員に二度とならない生き方がしたい!だったら働き方をシフトしよう!

『スキル』や『働き方』次第で、正社員以上のメリットがある!

あえて正社員にならないメリットとはなんだと思いますか?

私は『経済的自由』『時間的自由』『精神的自由』が特に大きいと感じています。スキルや働き方次第では正社員以上の収入も可能でしょう。

具体的なお話に入る前に、少し自己紹介をさせてください。

私は子供が6歳・4歳の頃に離婚し、一人で二人の子供を育ててきました。そんな子供たちも今は高校生です。

勤めていた会社は、人によっては全国転勤もありながら、シングルマザーでも働きやすく、実力主義で女性でもどんどん昇格できる本当にいい会社でした。

ですが、会社で働き続ける中で、自分の求める生活をするには『正社員』は私には合わず、ずっとモヤモヤし続けていました。

正社員を続けて自分の求める働き方を模索した過去

できることなら、このまま正社員を続けて私の求める形を作れないかと、こっそり副業をやったりして模索し続けました。

副業で年商1000万円以上の売り上げも出していましたが、最終的には副業とは違う職種で独立の道を選びました。ちなみに、この副業は一時しのぎの副業で、独立してからは一歳やっていません。

正社員でありたいという思いもありつつ、それでは精神的に満たされなかったのです。

本記事は、会社への不満から生まれた『正社員にならない生き方』ではなく、純粋に『正社員というシステム』が私に合わなかったということが前提になるお話です。

では、少し前置きが長くなりましたが『正社員にならない生き方にシフトの理由』を始めていきましょう!

正社員にならない生き方の理由①『3つ』の自由がない

自由があるようで、自由がない正社員。

正社員時代には『この仕事がこの先も続くのか…』『いつまでこの会社でこの仕事を続けるのだろう…』という組織に縛られる不安でいっぱいでした。

反対に、独立してからは『この仕事をいつまで続けていけるかな』『この先も安定して仕事があるかな』という、好きだからこそ続けたい不安に変わりました。

①正社員は経済的自由がない

正社員は忙しくても暇でも、緊急事態宣言でさえ、毎月お給料が入ってきます。

そこに安心と幸福を感じるか、物足りなさを感じてもっと上を目指したいと思うのかで正社員の価値が変わります。

もっと上を目指したい、青天井で稼ぎたい人は正社員での実現はむずかしく、正社員でいることにストレスを感じてしまうでしょう。

決められた金額をもらうということは、日々の生活も決められた金額の中での消費活動や自己投資しかできません。

物価がどんどん上がっている状況で、お給料が上がらず、これまでと同様に毎月決められた金額しか入ってこないのは生活が苦しくなります。

ただ、そんな中でも、学びの自己投資は経済的自由に結びつくので積極的に使うことをお勧めします学びのリターンを出すか出さないかは自分次第!

がんばったらがんばった分だけ稼げるという経済的自由を求めるなら、正社員だけの働き方では厳しいのです

②正社員は時間的自由がない

正社員は常に誰かに決められた時間軸の上で、その時間に合わせた生活になりがちです。

起床▶︎出勤の準備▶︎通勤▶︎会社に到着▶︎決められた時間まで仕事▶︎終わらなければ残業
残業ができない会社ならこっそり仕事のお持ち帰り…

正社員以外で働く人。例えば、フリーランス。

フリーランスは時間も自由でいいと思われがちですが、全員がそうなわけではありません。正社員のように毎日通勤して働いている人、在宅で取引先企業の時間に合わせて仕事をする人、完全に自由な人など働き方はさまざまです。

正社員、フリーランス、それぞれ時間拘束はあるものの

  • 正社員の『会社に時間を拘束される』
  • フリーランスの『企業に合わせて稼働する』

同じ『時間的自由がない』という、時間の不自由さも正社員とフリーランスではちょっと違うのね!

うん、ちょっと違うよね。常に誰かに決められた時間軸の上で、その時間に合わせた生活になりがちな『時間的不自由』が正社員にはあるのです。

③正社員は精神的自由がない

正社員であれば、たいていの場合は会社や上司からの命令には従わなければなりません。

自分が苦手なこと、やりたくないこともしなくてはいけません。

会社の規則にも従わなければいけません。

営業職の人であれば、成績や社内の強化商品、またはキャンペーン重視で、もっといいものがあると知りながら、不本意なものを売らなくてはいけないこともあるでしょう。

例えば、私のようなデザイナーの場合は、制作段階で上司からのチェックが入ります。上司のセンスやこだわりなどに左右され、エンドユーザーに向けて制作するどころではなくなります。

正社員で働くと、役職が上がっていくほど、本当に必要かどうかもわからない会議やミーティングなども増えます。

『本当に必要かどうかもわからないものに時間を割く』ことがどれだけストレスか…

また、日々の日報や週報、月間報告など、さまざまな報告に追われます。

自分の納得・理解していないことに取り組むのは辛いですよね…ましてや、そんな中、全力で自分の力を発揮し仕事をするのは難しいことです。不本意なことに縛り付けられる正社員…苦労しますよね。

正社員にならない生き方の理由② 終身雇用の崩壊?『正社員=安定』とは言い切れない

\今、黒字リストラをする企業が増えています/

黒字リストラとは…

将来を見据えた企業構造の再構築を目的として行われるリストラのことです。業績不振で赤字の企業が行うリストラの目的は、人員削減・整理。しかし、赤字企業だけがリストラを行うわけではなくなってきているのです。

正社員は会社の『正社員は会社の『大切な資産』ではありますが、反対に『大きな固定費』でもあります!

2023年に入ってから、クックパッドが30%の人員の削減を発表しました。対象者はエンジニアやデザイナーを除く従業員で40名程度。エンジニアやデザイナーなど手に職は強いことがわかります。

日本を代表する大企業、トヨタ自動車の豊田社長も「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」との発言も一時期話題となりました。

大企業でさえ難しいといっているのだから『黒字リストラが加速』しているのも納得…

リストラで終身雇用は崩れていっています。明日は我が身…?もはや『正社員=安定』ではなくなりつつあります…

転勤や異動などの会社都合でライフスタイルが安定しにくい

転勤や異動などの問題は、今に始まったことではありません。会社員である以上、会社の辞令は絶対服従です。

転勤と言っても引っ越しの伴わない転勤だけとか、正社員でもそもそも転勤がないコースなど、会社によってさまざまなキャリアプランも用意されていることもあります。

全国転勤がある会社なのに転勤を選ばない働き方だと『課長までしかなれない』とか『係長まで』などキャリアに制限があったり、賃金テーブルも低いことがあります。

キャリアを優先するのか、プライベートを優先するのかも問われます

しょっちゅう異動したり、常にプレッシャーに追われて日々顔から生気が抜けていく人とか、転勤で家族と離れる人、持ち家を手放す人とか…

見ててかわいそうだけど、正社員だから仕方ないよねぇ…

子供がいる場合、子供の成長は本当にあっという間です。

会社のために転勤し、単身赴任になり、家族との大切な日々を過ごせない、そんな我慢をする理由ってなんでしょうか?

こんなにもさまざまな働き方がある時代に『正社員にこだわる理由を、今一度見つめ直してみてください。

『この会社が大好き!』という人は、それは唯一無二の伴侶と出会えたようなもの。その会社を大切にしていくのがいいと思います!

どうやったら仕事と生活の両立できて幸福度が上がるのか?
『会社』は選べませんが『仕事』や『働き方』は自分次第で選べます。

年収は上がらず、それどころか下がることもある

毎月安定した同じ額のお給料をもらえるのは正社員の大きなメリットです。

ところで、今、もらっているお給料に満足していますか?

う〜ん、、、実は先月、後輩が退職しちゃって、今、すごい忙しいんだ。でも、後任の補充がどうやら今後もないようで…毎日、繁忙期って感じになって。

仕事が増えた分、手当がつくわけでもないし(涙)
賞与はつくから嬉しいけど、金額に満足はできてないかな…

例えば、退職者が出た場合、後任の補充がないこともあります。仕事は増えても、正社員の場合、お給料が上がりません。

つまり、やったらやった分、稼げるわけではありません。

がんばったらがんばった分だけ稼げる働き方が増えた時代に、残業するなと残業にもきびしくなり…正社員の働き方だけが逆行しているようにも見えます。

会社で給与賃金テーブルの見直しや賞与の査定方法が変わった際は年収が下がることもあります。勤務継続年数が長い人、役職のある人など高い年収の人たちから減らされます。

私は勤めている会社の定年退職の年齢が上がったことに合わせて、賞与の査定方法が変わり、100万円近く年収が下がりました。頑張り続けても、ある日突然、ルールが変わって年収が下がることも念頭に置く必要があります。

正社員は自分で収入の調整できない

『物価高』『増税』など、自分ではどうにもならないことが続く時代です。

会社が決めて与えてくれるお給料で、自分の望む暮らしができますか?

物価が上がったからといって、お給料は増えないよね?お給料でのやりくり、どうしてる??

もちろん、お給料の中でお金をやりくりしてるよ!『節約』するくらいしかできないから節約してる。投資もやりたいけどそんなお金ないし…だから今、ちょっと『副業』も検討中!

定年退職の年齢が上がれば、今もらえるお給料も減らされていく可能性もあります。会社は想定していたよりも長く、社員を雇用しなくてはいけないので、先を見据えてお金を確保していかなければなりません。

つまり、まだまだ、お給料が下がる不安要素は存在するのです。

どこにも属さずに仕事をしている場合
  • ちょっと今月お金使いすぎちゃったから、来月は仕事を増やそう
  • もっとスキルを磨いて高単価案件を増やそう など

『節約』で回避するのではなく『挑戦(攻め)』でカバーできます。

正社員は『会社が決めた』固定の賃金の中でやりくりする『受け身の稼ぎ方』です

正社員にならない生き方の理由③ 正社員と非正規社員の待遇差がなくなる!?

同一労働同一賃金で正社員の高待遇がなくなる可能性

正社員を選ぶ理由は、社会保障がしっかりしているから。

そして、同じ仕事をしていても、パートや派遣で働くよりも賃金も高く、安定しているからですよね。

でも、それは、もはや昔の話。賃金の安定という保証も危うくなりつつあります!

それは同一労働同一賃金で『正社員』と『非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)』の不合理な待遇差がなくなる可能性があるからです。

同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)との間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。

※パートタイム・有期雇用労働法(2021年4月1日より全面施行)、労働者派遣法(2020年4月1より施行)

引用:厚生労働省「同一労働同一賃金特集ページ」

つまり、同一労働同一賃金とは、同一企業内で働く、いわゆる「正規労働者」と呼ばれる労働者と、「非正規労働者」と呼ばれる労働者との不合理な待遇差を解消するために導入する制度のことです。

非正規雇用が労働者の約4割を占めるといわれています。今や日本の企業にとって非正規社員は貴重な戦力なのです!

少子高齢化で今後の日本の人口は減少することが推測されてるから、日本企業の人手不足は今後さらに深刻化しそうだよね。と言うことは、正社員以外の非正規雇用の人も、みんながモチベーションアップして働ける環境を作るのは大切だね!

その通り!待遇差を解消して、どんな雇用形態を選んだとしても納得して働き、きちんとした待遇を受けられるルールを整備したのが、この『同一労働同一賃金』なのよ。

つまり、これからの正社員は『高待遇は減り、リスクは据え置きどころか増える』といった状況になる可能性が大いにあるのです。

国レベルで平等にしようと頑張っているこのご時世。

この先、正社員の待遇が他の雇用形態より良くなっていくという期待は極めて薄そうですね。

同一労働同一賃金で悲劇な影響を受けるのは正社員?

本来は非正規社員の待遇を改善することを目的とされたこの施策。

でも、正社員が不利になりそうな驚くべき方向に進みそうな気配もあるのです。

それは、非正規社員の待遇を引き上げるだけではなく、逆に

『正社員の待遇を引き下げて非正規社員に近づける

ということも出てくる可能性が大いにあります。

まずは前者の『非正規社員の待遇が良くなったことで待遇差がなくなった』実施事例

エフコープ生活協同組合

パートタイム労働者を対象に、人事制度を改定。基本給は、正社員と同様の支給基準で決定。賞与は、年度末賞与を新たに支給。手当はすべて正社員と同条件で支給。

厚生労働省多様な働き方の実現応援サイトより

正社員との小さな差はあるにせよ、基本給は正社員と同様の支給基準、賞与も支給、手当は全て正社員と同条件で支給したという例です。

これとは逆に、『正社員の待遇を引き下げる』ことを取り入れた事例

これとは逆に、『正社員の待遇を引き下げる』ことを取り入れた事例

契約社員にも年始手当を設けたほか、夏・冬季休暇も1日ずつ付与。契約社員の病気休暇の制度を創設し、昨年4月には扶養手当の対象を長期雇用の契約社員にも広げていた。

他方、正社員に対しては住居手当を経過措置を設けた上で一部廃止したほか、寒冷地手当を縮減。正社員の年末手当もなくした。

産経新聞「同一労働同一賃金」 正社員の待遇引き下げの懸念より

これは日本郵政グループの事例です。

同一労働同一賃金は非正規社員の待遇を改善することを目的として、経済を活性化させること。ですが、正社員の待遇を引き下げるという方向で進んでいる企業もあります。

景気も社会状況も常に変化しています。さまざまな環境に対応できる働き方が必要です。

非正規社員の待遇を引き上げるだけではなく、逆に『正社員の待遇を引き下げて』非正規社員に近づく可能性も念頭に!

『同一労働同一賃金』欧州ではすでに実施されている働き方

EU諸国では、正社員(フルタイム労働者)と非正規社員(パートタイム労働者)が同じ仕事をしている場合、同じ賃金を支払う「均等待遇」が「EU指令」により義務付けられています。

そのため、EU諸国は正社員(フルタイム労働者)と非正規社員(パートタイム労働者)の賃金格差が少ないことがわかります。

厚生労働省『同一労働同一賃金について』

フランスは『89.1%』約9割が正社員と同じ賃金が非正規社員に支払われています。

それに対して日本は『56.6%』と6割にも満たない数字となっています。つまり、正規・非正規間の格差が大きいことを意味します。

世界的に見ても日本の働き方は遅れているのです

もはや、正社員が優遇されているのは日本だけ?

『これからどうなっていこうとしているのか』『どこへ向かおうとしているのか』がわかりますよね

海外と同じように、雇用形態による賃金格差を縮めていこうとしているのかな

そうなると『正社員=高収入』という方程式も崩れていくかもしれませんね

もはや『正社員』という雇用形態にこだわるのは時代遅れ!?

正社員の特権ってなんでしょうか?

  • 基本給が高い
  • 賞与がある
  • 手当が厚い
  • 福利厚生完備で安心
  • 休暇・休職制度でもしもの時も
  • 教育訓練でスキルアップできる

代表的なものを挙げましたが、これらの『正社員の特権』が雇用形態など関係なく待遇拡大をしていっています。

今、多様な働き方のニーズが増え、そしてさまざまな働き方を選択することができる時代に突入したのです。

正社員の優遇が失われ、正社員には責任やプレッシャーだけが取り残され『正社員=安定』ではなくなってきています

正社員にならない生き方の一つ『フリーランス』

一つの会社に依存しない働き方ができる

働き方というのは、会社に属することだけではありません。

フリーランスや起業で、あなたのこれまでの『経験』や、培ってきた『スキル』を活かして働くという方法もあります。

たとえば私の場合…
  • 印刷物デザイン
    広告代理店との業務委託契約(月額固定報酬)
  • SNSクリエイティブ
    SNS運用会社との業務委託契約(ほぼ月額固定報酬)
  • WEBデザイン
    WEB制作会社や起業家からの依頼(都度発生なので報酬は不定期)
  • そのデザイン
    一般企業からのデザイン依頼(都度発生なので報酬は不定期)
  • ライター
    自社メディア(報酬は不定期)

このように、『一つの会社』『一つのスキル』から収入を得るのではなく、複数の事業で収入を得ています。

収入の内訳でいうと、①と②の事業で毎月安定収入を得ています。

③〜⑤がボーナス案件。発生すれば高単価なので、喜び・やりがいはさらにアップします!

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『会社』を選ぶのではなく『仕事』を選ぶ

正社員のメリットがどんどん薄れ、リスクだけが据え置き状態になり始めています。

それでも正社員を選ぶメリットとはなんでしょうか…?

もはや雇用形態にこだわり仕事を探すのは時代遅れ

これからは『会社に縛られて働く』のではなく、『個人のスキルや経験を活かして働く』時代です。

『会社』を選ぶのではなく『仕事』を選ぶと言ったばかりで恐縮ですが、実は私にはもっと大切にしていることがあります。

それは、「仕事」を選ぶのではなく「働き方」で選ぶこと

働く場所や時間が自由

リモートでできる仕事でなければ私の仕事に対する幸福度がたぶん85%くらい下がります…

仕事は大好きだけど、周りに人がいる中で仕事をすることがストレスになる人も少なくないはずです。

好きな仕事を選んだとしても、働く環境が整っていなければ持っているスキルを発揮できません。

正直、私はリモートで仕事ができないのであれば、別にデザイナーの仕事をしなくてもいいんです。それくらい働き方は私にとって重要です。

だから、『会社』で仕事を選ぶのでもなく『職種』で選ぶのでもなく、『働き方』で選ぶのもおすすめです

なぜ、心の病気になっても、精神的なストレスから体調を崩したとしても、『正社員』にしがみつくのだろう…と不思議に思います。

正社員だけが稼げる仕事ではありません

頑張ったら頑張った分だけ稼げるフリーランス最大のメリット

フリーランスや起業・独立のメリットの一つとして、頑張ったら頑張った分だけ稼げるということ。

正社員くらいの収入であれば稼げる可能性はいくらでもあります。

もちろん、スキルがある程度あるということが前提です。スキルがなければ、オンラインでもいいので数ヶ月スクールで勉強する必要はあります。

私はWebデザインの仕事は、1件あたりの報酬が20〜40万円程度です。ですが、Webデザインに関しては独立前に実務でやってきたわけではなく、スクールで3ヶ月集中して勉強しました。そこでポートフォリオをしっかり作り上げて、仕事を獲得していきました。

そして、自分で稼ぐことのメリットがもう一つ。

それは、『今月お金を使いすぎたから、来月はもっと仕事入れて稼ごう』とか『働きすぎでまずい!』と思えば仕事を減らすのも自分の判断で調整がききます。

常にスキルを磨き、そのスキルを活用する場を作りやすい

フリーランスは収入が不安定と言われます。確かに不安定です。固定の契約があったとしても、いつまで固定契約の案件が続くかもわかりません。

だからこそ、常にスキルを磨き続けているのです

でも、正社員とは違い、フリーランスや起業家のスキルアップは、売り上げや報酬に直接結びつきます。

そんなスキルアップだったら楽しくないですか?

たとえ、スキルアップのために50万円のスクールや講座を受けたとしても、未来の100万円になると思うと、楽しくて楽しくて早く講座をクリアして実践したくなるはずです。

それに、スクール費用が高額になればなるほど、スクール代の元は最低限とってやろう!!と、『勉強を受ける集中力』と、そこで学んだことを『実践する行動力』が発揮されます。

常にスキルを磨き、最新の情報にアップデートすることで、事業の柱も複数持つことができますし、収入も少しずつ安定してくるでしょう。

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正社員にならない生き方を選ぶなら『必要とされるスキル』を身に着けよう

在宅で仕事をしたい、自由な時間に働きたいなど、どんな『働き方』をしたいのか理想がある人は、その働き方にあったスキルをつける必要があります。

フリーランスになった際に、取引先が企業なら、当然その企業の時間に合わせて仕事をする必要があります。

また、どんな職種がリモートしやすいのかなど、フリーランスエージェントのサイトなどを見ると最新情報がわかるのでおすすめです。

私はレバテックフリーランス に登録して最新情報を入手しています。実際にレバテックフリーランス 経由でお仕事をすることもあります。

未経験からフリーランスを目指すなら『Web系』がおすすめ

スキルもなく、未経験でいきなりフリーランスになるのは無謀です。厳しいことを言いますが、スキルがある人でさえ仕事がないという人もいるのです。

スキルも経験もないなら、焦らずきちんと作戦を練って計画的に進めることが大切です。

Web系は未経験からでも取り組みやすく、スキルを身につけてしまえば単価も高いです。

とはいえ、Web系と言ってもさまざまなものがありますが、未経験からでも取り組みやすいものをセレクトしました。

Webマーケター

「Webマーケティング」や「Webマーケター」という言葉は知っていても、実際にどんな仕事をしているわからない人も多いのではないでしょうか。

一言で言うと、Webを利用してマーケティングを行う仕事です。

自社サイトをはじめ、オウンドメディア、SNS、メルマガなど、オンラインを活用して行われるマーケティング全般に関わる職業です。

Web上の顧客の行動に沿ってさまざまな戦略を実行し、効率的に多くの製品やサービスが売れるように、広告宣伝や市場調査などの活動をします。

未経験からマーケターになるには、マーケティングスクールで勉強するのが近道です

Webデザイナー

先程の黒字リストラのところでも出ましたが『エンジニアやデザイナーはリストラ対象外』という事実。

つまり、デザイナーのようなスキルがあると、さまざまな局面でも強いのです。

WebデザイナーはWeb上のさまざまなデザインに関わる仕事です。主に下記のようなものを制作していきます。

  • 企業に必須の公式サイト、いわゆる『ホームページ』
  • 商品販売に特化した『ランディングページ(LP)』
  • 集客用のバナー など

Webデザイナーは独学でもできなくはないですが、時間がかかり非効率。

できないことにぶつかると、自信を失うだけでなく、挫折してしまいがち(涙)

ちなみに私は独学で幾度となく挫折を繰り返しました。挫折を繰り返すこと15年間。

そして、今から3年前、ようやく独学を諦めスクールに行って学んだことで、Webデザインのスキルを身につけ独立しました。

私のようにならないためにも、きちんとスクールに行くことをおすすめします。

Webライター(未経験の方に特におすすめ!)

ライターもフリーランスの代表的な職種の一つです。

未経験でもOKの案件も多い傾向にあるので、資格やスキルがない未経験の方にもおすすめです。

ライターは、特定のメディアの専属ライターとして働いたり、クライアントの依頼を受けて、クライアントの指示の下で文章を執筆するのが仕事です。

挑戦しやすい職業ですが、サイトのテーマに関する深い知識や、検索順位を上げるためのSEO対策など、結果を出すためには多くの勉強量が必要とされます。

そのため、さまざまな専門職につく人が、副業として知識を活かした執筆活動で稼ぐケースもあります。

また、自分の実績の提示を求められることがあります。そういう場合は未経験ではなかなか厳しいこともあります。

動画編集者(未経験の方におすすめ!)

隙間時間を使い、すぐにでも稼ぎ始めることができます。

動画編集者とは、動画素材のつなぎやテロップ作成、BGMや効果音の音入れなどをして動画を編集することが主な仕事です。

扱う動画は、YouTubeや企業の動画広告、電車内で流れる動画、企業の研修用動画、結婚式のムービーなど幅広いです。

簡単なカットや音楽を入れるなどの仕事も多く、1時間以内の作業で1件5000円程度など、効率の良い仕事もあります。

基礎的な簡単なスキルであれば一週間程度の学習で案件を請け負うことができるでしょう。 個人差がありますが1件あたりの報酬イメージは以下のような感じです。

  • 1週間程度の学習:5000円~1万円
  • 3ヵ月~半年の学習:5000~3万円
  • 1年以上の学習:5000~5万円

専門性はやや低く、短期間での学習でスタートが可能です

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未経験からフリーランスになる方法

未経験者なら、まずはWebスクールや企業へ所属して実務スキルを身につけるのが確実です。

完全未経験の状態ではフリーランスとしての仕事獲得どころか、書類選考があるような業務委託契約の案件獲得の際には書類選考通過も難しいのが現実です。

では、それぞれの独立方法を詳しくみていきましょう。私は、下記の方法は全て実践してきました。

会社で経験を積んでからから独立

企業へ所属して『実務スキルを身につけてから独立』できるのが、一番おすすめです。とはいえ、すぐにでもフリーランスになりたいのに転職はちょっと…と思うかもしれませんね。

実務をしながら学ぶということは、不要なことは学ばないですし、お給料をもらいながらスキルアップできるので効率が良いのです。

より早く習得するなら仕事の時間以外でも勉強することになるでしょう。でも、わからないところがあれば先輩に聞けます。

他にも企業へ所属して実務を積むメリットがあります。

例えば、Webデザインであれば、フリーランスになった時に『デザインだけ』できればいいわけではありません。

企業に所属してWebデザイナーとして働けば、デザイン以外の実務もみることができます

一例ですが、

  • 営業がどんなことをやっているのか
  • お客様に提示する単価はどのくらいなのか
  • 請求にはどんな項目があるのか
  • デザイン以外のこと(事務的なこととか)はどのような流れで進めていくのか

フリーランスは『仕事獲得』や『収入の不安定さ』『確定申告』など、正社員の時にはなかった不安要素が出てきます。一つでも不安要素はないに越したことはありません。

副業でスキルを身につけて独立

もし、今、正社員なら、まずはスクールでスキルを磨きつつ、クラウドソーシングやスクールの仕事紹介を活用して『実務・実績を積む』のがおすすめです。

正社員で『兼業』や『副業』からスタートして様子を見てみるのも良いでしょう。

本業との両立は簡単ではありませんが、正社員としての収入がある中で、スキルや経験を積みながら準備できることは大きなメリットです。

『兼業』や『副業』なら、収入を気にせず、実績を作ることを目的に実践していけます。実績は自分のポートフォリオとなり、今後、フリーランスとして生きていく中での大切な資産となります。

もし、フリーランスになった場合、エージェントを通した高額の業務委託案件を獲得していくならば、ポートフォリオは必須です。

『兼業』や『副業』で体感することで、今後フリーランスとして仕事をこなしていけるのかの判断もできます

私は正社員でグラフィックデザイナーをしつつ、オンラインのWebデザインスクールを活用していました。副業でWebデザイナーをして、実績を積み上げていき、独立しました。

独学でスキルを身につけて独立

独学でもできなくはないですがおすすめはしません。なぜなら、私が何度もこの『独学』で挫折してきたからです(挫折を繰り返すこと15年…)

正社員の仕事をしながらスクールで勉強するというのも十分大変なこと。それを考えたら、独学での勉強はさらに過酷になり、相当な時間と覚悟が必要です。

独学の場合は…
  • 習得にとにかく時間がかかる
  • 何が必要なのかわからないため、実務に関係ないことまで無駄に学び、フリーランスへの参入が遅くなる
  • わからなくても質問できる人がいない
  • できない・わからないが続くと自信がなくなる

私がフリーランスになってから感じたことですが、独学で万が一仕事が獲得できたとしてもフリーランスとして続かなかったかもしれないと思いました。

なぜなら、独学での独立は実績もなく、単価も低い案件ばかりになる可能性が高いです。独学で大変な思いをして身につけたのに、さらに薄利多売という結果になってしまっては心が折れます。

まずは収入より、勉強しようとしているものが『どんなものか知ってみたい』ということであれば、独学でどんなものか知ってみるのも一つの手段です。

本格的にフリーランスとしてやっていきたいと思えば、スクールに入るなど、その先のプランを考える方が独立までがスムーズです。

この記事を読んでいただいた方に、私のように時間を無駄にはして欲しくありません。最初の一歩でスクールに無料相談してみるのがおすすめです。

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