会社員デザイナーだからこそ受けられる
①お金のメリット
②時間のメリット
③スキルアップのメリット
会社員デザイナーのメリット『5つ』
簡単にまとめると以下の5つです。
- 安心・安定の固定のお給料がもらえる!
- お金をもらいながら成長・スキルアップができる
- 『オン・オフ』が明確で、生活リズムも安定!予定が立てやすい
- 会社によってはデザイン知識以外の専門知識を深められる
- コミュニケーションが苦手でも働きやすい
グラフィックデザイナーで働くなら会社員がいいの?
それともフリーランスで仕事をした方がいいの??
グラフィックデザイナーの働き方で悩んでいる方へ、未経験グラフィックデザイナーから始まり、キャリア20年以上のデザイナー経験を通して、会社員デザイナーのメリットを記事にしました。
結論、私は会社員デザイナーの経験がなければ、フリーランスデザイナーになることも、年収1000万円以上になることも、好きな時間にジョギングに行く生活も手にすることはできませんでした。
あなたならどんな働き方のグラフィックデザイナーを目指しますか?
ぜひ、じっくり読み込んでみてくださいね!
会社員デザイナー、派遣デザイナー、フリーランスデザイナー、トータル20年以上の経験を踏まえ『会社員デザイナー』のメリット・デメリットをお伝えします
フリーランスにはない安定性!固定の月給で安心の会社員デザイナー
世間が緊急事態宣言になろうとも、会社の売り上げが下がろうとも、毎月同じ日にお給料が支払われる会社員デザイナー。これは会社員デザイナーの最強とも言えるメリットです。
緊急事態宣言の状況下でさえ全社員にお給料が渡された会社員。会社員デザイナーって本当にすごい!!と、改めて会社員の安定さを実感しました。
ただ、時間を切り売りした働き方で、大きな収入や収入の変化を求めるのは難しい部分があります。
とはいえ、フリーランスデザイナーにはない大きな安定は会社員デザイナーの魅力!それに加えて、成績をダイレクトに反映した賞与がある会社もあるので、頑張り次第で収入アップも可能です。
会社員デザイナーは特に初心者デザイナーや制作スピードが遅いデザイナーにおすすめです。
なぜかというと、100案件こなしても10案件しかこなせなくても、毎月確実に同じ金額のお給料が支払われるからです。
フリーランスデザイナーは、仕事の数がダイレクトに売上に繋がります。100案件こなすか、10案件こなすかでその月の売上金額は雲泥の差です。
『オン・オフ』が明確、生活リズムも安定!会社員デザイナー
会社員デザイナーは、残業や休日出勤があるにしろ、規則正しい時間での生活ができるのはメリット。
残業したのなら残業代が出ます。休日出勤したのなら、休日出勤手当が出て、振替休日があります。
きちんと働いた時間はお金も支払われます。休日出勤で失った休日分も、振替休日という形で別の日に返してくれるのはフリーランスにはない超メリット!
フリーランスデザイナーは、どんなに働いても、自分の想像以上に一つの仕事に手間と時間がかかってしまっても、もらえるお金は増えません。ただただ、自分の時間が消費されていくだけです。
会社員デザイナーは、自分が仕事をした分の時間も、とるべき休日も守られています。お給料も確実にもらえて、休みも休日も確保されているのは安心ですよね。
お金をもらいながらスキルアップ!会社員デザイナー
初心者デザイナーや制作スピードが遅いデザイナーは、フリーランスデザイナーになるより、まずは会社員デザイナーでお給料をもらいながら学び、実績を作るのがおすすめです。
会社員デザイナーなら先輩デザイナーの技術を盗むことも、わからないことを教えてもらうこともできるのは大きなメリット!!
また、自分で営業して仕事を獲得しなくても仕事はあるし、自分に実力がなくてもデザイナーとして活動することができます。
最近はノンデザイナーでもセンス良く簡単に作れるCanvaやペライチなどもあります。
ただ、さまざまな案件をこなせるグラフィックデザイナーを目指すなら、色の原理やデータ入稿の基礎、画像補正の技術…さまざまな技術が必要です。
現場で必要なスキルをリアルに学ぶには、会社に入り、経験者の元で実践していことで確実なスキルが手に入ります。
現場でのスキルは、独立し、フリーランスのグラフィックデザイナーになっても必ず必要となるスキルです。
小さい広告代理店でも、印刷機まで持っている会社であれば、デザイナーをしながらも印刷物が出来上がるまでの一連の作業を経験することもできます。これは大手では体験できない、貴重な経験になります。
当たり前のことですが、実務は現場で学ぶに勝ることはありません!
もしあなたが、初心者でこれからグラフィックデザイナーになりたいというのであれば、たとえ給料が低くても、小さな広告代理店やデザイン会社だとしても、現場で実務を経験しながら学ぶことをお勧めします。
デザイン以外の知識も深められる!会社員デザイナー
広告代理店や制作会社によって、フィットネス業界、医療業界、買い取り業界、飲食業界など、得意としている業界がある場合もあります。
その場合、インハウスデザイナーとまではいかないまでも、業界の専門知識も一緒に深めることができます。
自分の好きな業界だったら、デザインの仕事もできて、自分の好きな業界の知識も深められて一石二鳥!より仕事が楽しくなる!
ただし、何かの業界に特化していると、その業界のトンマナがあるため、デザインの幅を広げにくくなることもあるので、飽きがくる、おもしろみにかける一面もあります。
また、細分化は業界だけに限らず、『地図を制作するための部署』『ひたすら画像切り抜き』『画像補正専門』など、それぞれの業務に特化したものもあります。
デザイナーは『得意』『不得意』『好き』『嫌い』がはっきりしている人も多い印象があるので、転職などの際は、そのデザイン会社や広告代理店がどんな業界に精通しているかなども調べておくのがおすすめです。
コミュニケーションは苦手…デザインに徹したい人は会社員デザイナー
プレゼンテーションや、慣れていない人とのコミュニケーションは苦手…という人なら会社員デザイナーがおすすめです。
前面に立ってくれるのは営業担当。デザイナーとして撮影やミーティングに参加することもありますが、多くのことは営業が中心になって進めてくれます。
日々のクライアントとの連絡も、クライアントによってはデザイナーがすることもありますが、基本は営業がやりとりします。
デザイナーは営業にデザインを提出し、営業がクライアントに連絡し、デザイン内容の確認をする、というのが基本です。
ただし、クライアントの喜びの声は、デザイナーの仕事の喜びや活力になりますが、これを直接クライアントから聞けないのは残念なところ。
とはいえ、営業がクライアントの声を伝言してくれたりもするので、それを聞くだけでも嬉しいものです。
まとめ
グラフィックデザイナーとしてのキャリアは、フリーランスにするか会社員になるかで、大きく道が分かれますよね。
この記事では、会社員デザイナーとして働くことのメリットをご紹介しました。
確かな収入、学びながら成長するチャンス、仕事とプライベートのハッキリとした境界、そしてコミュニケーションが苦手な方でも安心して働ける環境。
これらはすべて、あなたが安心してキャリアを積み重ねるための土台となります。
未経験から始める人、もしくはフリーランスの不安定さから脱却しようと考えている人にとって、会社員としての働き方は魅力的なのではないでしょうか。
もちろん、どちらの働き方も一長一短です。
自分自身のライフスタイル、キャリアの目標、そして何よりも「どのように働きたいか」を考えたとき、最終的には、あなた自身の価値観に合った働き方を選ぶことが大切です。
会社員デザイナーとして得られる安定と成長の機会を優先するか、それともフリーランスの自由と柔軟性を重んじるか。
どちらの道を選んでも、あなたのデザイナーとしてのキャリアは積み重ねていくことができます。あなたにとって最良のキャリアを選ぶために、じっくりと考える時間てみてくださいね。
- 安心・安定の固定のお給料がもらえる!
- お金をもらいながら成長・スキルアップができる
- 『オン・オフ』が明確で、生活リズムも安定!予定が立てやすい
- 会社によってはデザイン知識以外の専門知識を深められる
- コミュニケーションが苦手でも働きやすい